みのちゃんはドッグ・カウンセラー●

イヌpikaカウンセリング

イヌだってロハスなコミュニケーションしたいんだワンっ!

 

【ご相談】

毎晩、帰ってくると、嬉しくて鳴くのだが、ご近所迷惑になるほどで困っています。又、飛びつきもひどく

ムダ吠えもやみません。獣医さんに相談したら、イヌの育て方のマニュアルをくださりその通りに実行し

ていますが、効き目がありません。このままでは、肩身が狭くて、のびのびと飼ってあげられません。

元々はいい子なのです。どうにかこの性格を直して楽しく生活したいのです。とても可愛がっています。

何か良い方法はありませんか?

 

【質問】

どのようにして、しつけていますか?

 

【返答】

マニュアルどおりに叱っています。鳴けば物を叩いて音をたてて叱るようにしています。音に慣れたら

他の物を叩いて叱ります。新聞紙を丸めてテーブルを叩いたり、タオルで壁を叩いたり・・・。

 

【質問】

帰宅したときのイヌへの対応は?

 

【返答】

すぐに夕食の準備に取り掛からなければならないので、少し抱いた後降ろして、後は鳴いても騒いでも

無視します。それでもうるさく鳴けば、音を出していつもの様に叱ります。

 

【質問】

それ以外のときはどうしていますか?

 

【返答】

基本的には、ハウスに入れておきます。遊ぶときには出して十分遊びます。抱っこもしますが、あまり

抱くと抱き癖が付いて甘ったれになり、返って無駄吠えするという事なので、心を鬼にして抱いても

すぐに降ろします。

 

【みのちゃんの提案】

あなたもイヌも今までのやり方で幸せを感じていましたか?もしそうでないとしたならば、

今までのやり方は全て忘れてください。幾つか気付いたことをあげてみます。

 

1. イヌは、あなたの愛情を感じてはいますが、受け取ってはいません。

何故なら、あなたは抱き癖が付くことを恐れるあまり、イヌへのスキンシップを故意にセーブしてい

るからです。しっかりとイヌが安心するまで抱いてあげてください。そして、心から愛していると囁い

てあげてください。イヌはちゃんと聞いています。あなたはイヌを抱くことで癒され、イヌは抱かれる

事で安心します。イヌは、受容された事を確認できたならば、無駄吠えはしなくなるでしょう。

 

2. まず帰宅したら、「ただいま」と目を見て声を掛け抱き上げてください。

イヌが満足するのに5分と要らないでしょう。その間「よくお留守番できたね。」と心を込めて褒めて

あげましょう。そして、次に行動を移すときには、イヌを降ろし、同じ目線になって「これから、夕食を

作るから、静かに待っていてね。」と声を掛けて下さい。イヌは、信頼に応えた行動をとるようになる

でしょう。

 

3.音を出して脅して叱る行為は、例えイヌが静かになったとしても、あなたもイヌも共に良い気分にはな

  らないでしょう。叱る事でイヌの行動を変えようとせず、あなたの行動を変えることでイヌの行動を変

  えていきましょう。

 

4.あなたが、無視をすればするほど、イヌはさらに鳴く事でしょう。分かって欲しいと鳴くでしょう。

  受け止めて欲しいと鳴くでしょう。気付いて欲しいと鳴くでしょう。ここに居るよと鳴くでしょう。

  淋しいよ。と鳴くでしょう。無視では何にも解決しません。むしろ、憎悪を生むでしょう。

 

マザー・テレサは言ったそうです。

「愛」の反対は「無視」だと。

 

 イヌのしつけ編 『叱らない方がいい これだけの理由』

 

 1.その場の行動をやめさせる事ができても、叱るだけでは「望ましい行動」を教えられない。

 2.叱られた環境以外では効果がない。別の場所や他の人が居る場所では、同じ行動を繰り返す。

 3.「どうせ何をやっても叱られる。」とイヌが無気力になることもある。

 4.しつこく叱ると逆ギレをしたり、物にあたるようになるイヌもいる。

 5.信頼関係が築けない。

 6.叱られてもむしろ「声を掛けてもらって嬉しい!」と思うイヌも。

 7.イヌが叱られる事に慣れてしまい、次第に効果がうすれてくる。

 8.飼い主も叱る事に慣れてしまい、なんでもすぐに叱るようになる。

 9.叱られるイヌも叱る飼い主も、お互いにストレスが溜まる。

                                                                                                                              

【実行結果】

1週間後、イヌの様子を見に伺いました。

イヌも飼い主もとても穏やかでおられ、よい関係を築かれたようです。

実行しすぐに効果が現れたといいます。

「こんなに簡単だったのか・・。今まで何で気が付かなかったんだろう?」とおししゃっておられました。

 

【思うこと】

気が付きませんか?イヌのしつけも子どものしつけも、共通する事はたくさんありますね。

違いがあるとするならば、イヌは人間よりも先に逝きますが、子どもは私達よりも長く生きるということです。

人間には、自律・自立に向けての子育ち・親育ちが必要ですね。