『ハッピイ・フー』●

 

 

ハッピイ・フーとは、ろうそくを息で消す事なのだそうです。セシリアが、3歳のときに作った言葉です。

『♪ハッピ バースデー トゥーユー♪で、ふ〜っ、てするから。』だそうです。

『今日は、誰の、ハッピイ・フー?』 『私にハッピイ・フーさせて!』

と、可愛かったあの頃。小さなお口をすぼませて『せ〜のっ。』で息を送ります。

みんなで、“それ吹けそれ吹けもう少し・・・。”と声をそろえて応援したものです。

 

そして、今はというと・・・・。

たくましくなりました。恐ろしいほどに。

『いくぞ〜っ。』と腹の底から声を出し、これでもかと頬と鼻孔を膨ら

ませ、気合を入れて、一気にいきみ吹き消します。いくらろうそくの数が増えたからって、そこまでする?

という感じです。まるで、三匹の子豚に出て来る、レンガの家に挑むおおかみです。

ろうそくの火が消えたケーキを眺めやり、太郎吉がぽつりと言いました・・・。

『あ〜あ、何だか、まずそうになった・・・・。』

それを聞いた私は、すかさず『いやいや大丈夫、こんなもんだよ。あははっ・・。』

と、何やらわからんようなコメントを。

セシリアはそんな事は、気にも掛けず、一気に消えた満足さに『消火完了〜!!』と叫びます。

家族はみんな、無言で拍手を送ります。

ハッピイ・フーは、成長と共に消え去った、我が家の懐かしく、愛しい言葉です。

 

   【大きくなったセシリアへ

         お母さんは、あなたの良いところをたくさん知っています。

         しかし・・・・。

         天真爛漫・・・・・というけれど、それは、下品というものよ。

         積極的・・・・・・というけれど、それは、図々しいというものよ。

         よく気が付く・・・というけれど、それは、お節介というものよ。

         活発・・・・・・・というけれど、それは、落ち着きが無いというものよ。

         おおらか・・・・・というけれど、それは、だらしが無いというものよ。

         表裏一体、紙一重。何事も、行き過ぎると危険です。

         お母さんは、何に付けギリギリのあなたが好きだけど、

         最近、少し心配になって来ています。あまりにも逞しすぎるあなたに・・・・。】

 

リフレーミング (第3回う・な・は・だ・け講座でとりあげました)

 

リフレーミングとは、心理技法のひとつで、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事の枠組みをはずして違う枠組みで見ることをさします。例えば、

 

・コップに半分、飲み物が残っているとき、「もう半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うか。

性格で言うと、「何をするにしても時間がかかり優柔不断の人」と捉えるのか、

 「時間がかかるのはあせらずじっくりと物事を進める慎重な人」と捉えるのか。

 短所だと思っていることも見方を変えれば長所にもなります。

 

 自分や他人を悪い方向からばかり見つめずに柔軟な発想でリフレーミングをすることで、人との

 コミュニケーションも変わって来るかもしれません。

  

―――「短所は長所」のリフレーミング―――

短所

長所

短気

思いをストレートに表現できる

暗い

物静か

優柔不断

安易に決断しない

忍耐力がない

切り換えが早い

集中力がない

散漫力がある(※マルチ・タスク)ができる

頑張っている

指導力がある

頑固

信念が強い

元気がない

充電中

ノーと言えない

相手に寛容である

口下手

聴く上手

自立心に欠ける

*フォロアーシップがある

生意気

意思を貫く

おしゃべり

情報発信力がある

                  ※マルチ・タスク・・・同時に複数の処理をすること

           *フォロアーシップ・・・仲間であること

 

参考文献『勇気づけの心理学』(岩井俊憲)

 

 このように、リフレーミングを使い、短所、悩み、障害、危機というような[マイナスに]感じたり考え

 たりする見方を変え、そのこと自体は、その人にとって実は、[プラスの]長所、可能性、財産、

 好機なのだと発想転換することができます。

 この考え方が身についていると、生き方が肯定的・積極的 になれます。

 

「短所」は「長所」に、「障害」は「財産」に、「危機(ピンチ)」は「好機(チャンス)」に発想転換する事を心がけましょう。そうすることで、今まで避けていた状況に直面し、克服することが可能になります。

 

  《あなたの短所だと思っていたことを長所に発想転換してみましょう》

 

     □                転換→

     □                転換→

     □                転換→

違った自分が見えてきましたか?