フワフワさんとチクチクさん新1年生のクラスのくらしより〜

 

桜の花も散り、そろそろ子ども達は、同じクラスのお友達の顔と名前が一致して来たよ

うですよ。緊張感で上気した顔を輝かせ、登校して行くヒヨコちゃんたちの世界から、

少しずつ聞こえ始めたあれやこれ。

 娘のクラスの事です。クラスの中に、毎日一度は泣いてしまう子がいるそうです。

娘の判断によると、その子は、心細いのであろうといいます。自分も3人のお友達から

名前を揶揄されて「やめて」と言っても止めてもらえなかったときは、心細くて、淋しく

て、心がチクチクしたそうです。泣きたくなったそうです。

「そんな時、お友達が『ごめんね』と言っても、なかなか気持ちはきれいになれないよ。

チクチクした心はなかなか元には戻らないのだからね。」・・・だそうです。

毎日泣いてしまう子も、心の中にチクチクを溜め込んでしまっているのかもしれませんね。

「いやな事があると、楽しい学校もイヤになっちゃうの?」と私が聞くと、娘は、

「そうでもない。楽しい事はたくさんあるし、優しい子もたくさんいる。学校って悪いも

んじゃないよ。」なのだそうです。気づかないうちに、何だか急に逞しくなった娘です。

「きっと、逞しくなっている分、辛いことも自分なりに、乗り越えているんだな 〜。」

と思い、いつもよりたくさん抱っこし、話を聴き、読み語りをしています。

 

こうして、チクチクになった心にフワフワさんを送り込んでいます。

心のチクチクさんを明日に残さないように・・・・。

 

 アメリカのエリック・バーンにより発表された"交流分析"という心理学。
 "交流分析"では、『あなたがそこにいるのを気づいていますよ』という、
 相手の存在や価値を認める様々な心や肌の触れあいなどの刺激を、

  ストロークとよびます。
 辞書で引くとストロークとは「打つ、突き、なでる、さする・・・」などの意味です。

 *プラスのストローク(フワフワさん)・・・なでる、抱っこする、挨拶する、

       緒に遊ぶ、褒める、微笑む、話を聴くなど、貰うと嬉しい気持ち、自信が持てる。


 *マイナスのストローク(チクチクさん)・・・叩く、にらむ、禁止、いじめ、

    怒鳴る、無視する、噂話をするなど、貰うと憂鬱な気分、自信喪失


 *条件付ストローク(条件を満たして得られるストローク)・・・・
      しつけや社会性にとって欠かせない「花子は勉強ができるから好きよ。」

      「だらしない太郎は嫌い。」
 *無条件ストローク・・・・相手の人格と存在そのものに与えられる
      「勉強が出来様と出来まいと、元気でいるだけで嬉しいよ。」
      「大好きだよ」「ありがとう」「大っ嫌い」「あっちへ行って」
 
 私たちの生活の中でとても必要なのは、無条件のプラスのストロークです。

  子育ちにおいても「無条件のプラスのストローク」をたくさん貰って育った子は、

  「私は価値ある人間なんだ」「私は大丈夫」
 「みんな認めてくれる」という気持ちを養い、肯定感を持った子どもとなるでしょ