10歳からのギャング・エイジ 〜「お父さ〜ん、出番ですよ〜!」〜

 

先日、主人へ子どもの事でメールをしました。
『・・・・。ところで、すれ違いで話す機会がなかったのだけれど、太郎吉が最近、反抗してすごいです。

まるで、以前のあなたが私に対してしていた態度をそのままマネたように、ひどく相手を値引きした、

バカにするような態度をとります。時には、ただ甘えさせる事も大事でしょう。しかし、10〜12歳は仲間

関係も大きく変化し、ストレスも溜まり、知性中心に思考していくという大事なときだそうです。
 今では太郎吉も、相手を尊重した男同士の話ができる歳に成長しているのです。
ぜひ、ゆっくりと太郎吉と話す機会を取ってあげてください。学校の事やいろいろなことを聞いていてやっ

て下さい。父親がここでしっかりと関わり、会話しないと、彼は甘ったれなので、私をサンドバッグにする

ばかりで、自律した男には、なかなかなれないでしょうね。セシリアも困惑しています。特に、10歳の男

の子には父親の関わりが大事です。よろしくお願いたします。』と・・・・。

そして、早々に返信が来ました。

『わかりました。がんばります。太郎吉は俺と似ているので大変だと思います。
俺も手が付けられなかったみたいです。わかりました。ただ、ヤンワリとやります。』

子育てをして来て、今までは何とか、お父さんの分の役割も、私が時に代行して来ましたが、ここに来て

段々と、そうは行かなくなって来ています。太郎吉の成長です!!
今、太郎吉は、第二反抗期に続くところの助走をしているところです。
ここで、お父さんに、しっかりとご登場頂き、その時を迎える準備を共にしたいと考えています。

みのちゃんの、『お父さ〜ん、出番ですよ〜。』の声に快く応えてくれた、太郎衛門に感謝です。

 

〜ギャング・エイジ〜

 

心理学者サリバンの説で、10〜12歳をギャング・エイジといいま。ギャングいうと強盗集団のイメージ

がありますが、ここでは徒党・仲間、いわゆる「遊び仲間」の意味を指しています。
この頃になると固定的なグループ=「ギャング集団」をつくり始めます。この集団は、同姓・同年齢の仲間

集団で、いつも一緒に何かをする(=同調行動)や、自分達が同じ集団に属するものだという強い意識

(=帰属意識)を持っています。集団において、「われわれ意識」というものが生まれ、閉鎖性が強く、その

中でルールの必要性や、役割を担う責任感など、社会生活に必要な事を学びます。
青年期になり親友を作るときの基礎になる集団と言えます。

本文中にもあるように、この世代になるとギャングとして仲間関係も大きく変化し、ストレスも溜まります。

そして、今までは感性中心で生きてきたものが、ここで、感性より知性が勝り、知性中心に思考していくと言う大事なときです。ですから、しっかりと社会的なルールを教えるときでもあるのです。

 精神科医の釘宮誠司先生は、
「子どもは、第一反抗期(3〜5歳)でお母さんからの自立をはかり、第二反抗期(12〜15歳)でお父さん

からの自立をはかるのが、発達の過程だと考える。」と、言っておられます。