『私はOK。』『あなたはOK。』
子どもを勇気づけ自己肯定感・自尊心を育てるには・・・。


ありのままを受け入れる…
『子どものありのままを受け入れる・・・。』 とはどういう事でしょうか?
私達は
子どものできない事を心配するあまり、それができるようにできるようにと躍起になってはいないでしょ

うか?子供の将来を思う気持ちが先回りして、いろいろな親の価値観を押しつけてはいないでしょうか?

大人でも不得手な事をたびたび指摘され、繰り返し直されたら、どんな感じがするでしょう?嬉しいですか?

ありがたいですか?それとも、落ち込みますか?不快ですか?それは、かなり抵抗があるはずです。

子どもも同じです。

ですから、まずは、子供のできる事に目を向け、その能力を伸ばしてみてはどうでしょうか。きっと子どもは、

できる事に自信を持ち、勇気づけられ、自分への肯定感を持つ子になるでしょう。親は、できない事もその子

の発達の仕方だと受け止め、温かく導く忍耐力が必要です。

『子どものありのままを受け入れる・・・。』とは、

「良いところも悪いところもあり、できることもできないこ

ともある、目の前にいるわが子の、そのままを、この子として丸ごとOKと受け入れる。」

ということです。

言うは易し、行なうは難し。丸ごとOKと受け入れるというのは確かに勇気のいる事ですね。

では、私たちは、自分のいいところも悪いところも丸ごとOKと受け入れているでしょうか?

 

他人をOKと受け入れるには、まずは本人が、できる自分もできない自分も良いところも悪いところも持つ自

分のことをOKとし、好きになることです。至らない自分も、それはそれでOKと許し、認めましょう。

私は以前、『お母さん。今、あなたは、あなたを好きですか?』と、ある人生の先輩から言われ『ギクリッ!』

とし、目が覚めたことがあります。そのころの私は、自己肯定感が一時的にどん底にありました。自分の意

思で自分の人生を大きく方向転換させ、子育ち・親育ちを始めたころでした。こんなにも愛しているにもかかわ

らず自分の意思では操作できない物体に初めて出会い、途方に暮れていたのです。そして、自分を誇る事な

ど一つもないような状態に自分を追い込んでいたのです。

先輩の言葉を繰り返し、自問してもみました。『私は自分を好きなのかしら?』すると、『以前はあんなに気に

入っていたのに、今の私は、嫌い。でも以前と何が変わったの?』という心の声が聞こえました。そこで私は、

その晩、自分の良いと思うところを50個書き出すという作業をして見ました。すると5つも書けなかったので

す。本当に淋しくて情けなかったです。そこで、気がついたのです。私は、子育ち・親育ちに100パーセント

を求めていたのです。完璧な母を目指すあまり、『今の自分は、OKでない・・・。』とすることが多かったので

す。しかし、子どもは、夫は、私に完璧な母親なんて望んでなかったでしょうね。私は、自分が完璧であろう

と努力すればするほど、相手(子どもや夫)にも完璧を望んでいたのです。『あなたは、OKでない。』と・・・・。

きっと、夫も子どもも窮屈でしたでしょうね。

そして、『60パーセントの私でいいじゃないか。』と自分を許し認めてからは、子どもへのハードルも低くなり

『この子のこのままが、愛らしい。』と思えるようになったのです。『あなたは、OK!』と。子どもの、ありのま

まを受け入れるには、まずは、ありのままの自分で良いのだと、認め受け入れる事が必要であったのです。

『私は、OK!』と。
 

そこで、是非、ご自分を好きになってください。そのためにも、1日5回、自分にご褒美をあげてください。

声に出して褒めてあげてください。

「今日の私は、忙しかったのに、家事を十分やったぞ。えらいっ!!」

「笑顔で子どもに話が出来た私は、えらいっ!!」

「疲れていたのに、席を譲れた私は、えらいっ!!」

「ゆっくり身体を休めて、明日への準備が出来た私は、えらいっ!!」

「こんにちは。と道行く人に挨拶した私は、えらいっ!!」

と、こんな具合に・・・・。いかがでしょうか?

きっと『あなたはOK』と愛情を持って認められて育った子どもは、自己肯定感・自尊心を持った、自分を大

切にすることのできる子どもに育つでしょう。そして、生まれてきてよかったと思ってくれることを信じています。