● お手伝い ●

〜お手伝いの意義〜

 

我が家では、子どもも家族の立派な構成員なので、しっかりと子どもとしてできる範囲で仕事をすることに

なっています。その仕事とは、まずは学生の本分としての勉強です。これは、病気のとき以外は免れませ

ん。そして、その他には、家事のお手伝いです。

衣類などの身の回りの整理整頓、植物・動物の世話、食事の用意や後片付けなどです。

休みの日には、自分の靴や上履きを洗う、料理、掃除、洗濯物を干し取り込む、風呂洗いなどを分担して

行います。しかし、多くのご家庭では、子どもにお手伝いをさせると、二度手間になってしまう、などの

理由から、なかなか手伝わせないのが現状ではないでしょうか?

 

我が家でも、最初は大変でした。気分が乗らず嫌々取り組んだり、ぶつぶつ言いながらやるのです。

そんな時は、自分でやった方が早い・・。と、おもわず、手を出しそうになりましたが、ぐっと我慢しました。

ある寒い冬、風呂洗いを忘れた太郎吉は、見事にすっぽんぽんの家族を前にして、

「わすれた。ごめん・・」と謝り以後は、忘れる事はありません。

また、夜になって洗濯物を取り込むのを忘れていたことに気付いたセシリアは、ぐしょっりとなった洗濯物

にショックを覚え、以後は繰り返す事はありません。

 

親が代わりにやってしまうことは簡単な事ですが、そうしない事で子どもは、自分の責任と役割りに気付く

ようです。親の少しの忍耐が、子どもを大きく育てるのです。親が温かい目で見守りながら、続けさせる

ことで、その大変さを肌で知り、他者の働く姿へ目を向けるようになって行くのですね。

ですから、お手伝いは、親の気の向いたときや、必要なときだけ頼むというのではなく、続けさせることが

大切なのだと思います。

家族の一員として信頼され任されているのだと感じることにより自分に誇りを持ち様々な事を学んで行く

のです。

そうした意義を親が理解した上で、親は子どもにお手伝いをさせる事が重要だと考えます。

 

小学生にお手伝いをさせる事の意義

 

1.自立心を育てる・・・    自分の事は自分でする、出来る。

 

2.役割りの理解・・・・    自分に何が期待され、何をしたらよいのかということの理解

                  学校生活でも必要とされる能力。

 

3.思いやりの心を育てる・・責任をもってやることの苦労を知ることで、他人の苦労を理解し

                 思いやりの心が育つ。