質問です

 子どもに「ボクの描いた絵、うまいと思う?」と聞かれたら、あなたはなんと

  答えますか?

 

 

迷わずに「絵をほめる」と答えた方、

ほめることが子どもにやる気を起こさせる最良の方法だと信じていませんか?

「ほめること」と「勇気づけること」は一見、同じ結果を生むように見えますが、大きな違いがあります。

 

「ほめること」とは結果に対する一種のご褒美です。子供が親の目から見て、親の期待に達したときに

与えられます。これは、親の価値判断を子どもに押し付けることになり、子どもは親やまわりの評価ばかり

気にする、自主性のない”よい子”になりかねません。また、ほめられれば安心、と親に判断をゆだね、

それ以上のことに挑戦しようとしなくなるかもしれません。このような子どもは悪いことをしたり、親の期待

に達しないときにほめてもらえなくなると、自分の存在価値がなくなったと思い込んで、どんどんやる気を

失っていきます。

 

では「勇気づけ」はどうでしょう。これは、結果や他の子どもと比べてどうであるかでなく、どんなささなこと

であっても、よくなろうとする子どもの努力に注目します。子どもの長所や能力に目を注ぎ、子どもの

自尊心をはぐくみます。努力に関心をおかれた子どもは、自分を信頼し、自分の能力に自信を持つように

なります。親から命令されなくても自分のことが自分でできるようになります。

 

この質問の場合、無条件に絵をほめてもいいのでしょうか。

どうして子どもは自分の描いた絵を「うまいと思うか?」と、尋ねてきたのでしょうか。

STEPでは子供の言動に視点を移して考えることから始めます。