子どもと繋がるテクニック(

即興物語をつくって楽しむ!子どもとの共感を味わおう!!

 

 

セシリアが1年生の頃のお話。

「あのね、今夜は本を読まないで、お母さんがお話を作ってみるっていうのはどうかしら?聞いてくれる?」

「いいよ、聞きたい!!」

と言う事で即興でお話しを作って楽しんでみることにしました。

 

    『ブタさん一家のお買い物』            作:みのちゃん

 *(  )内は、セシリアの言葉です。

 

今日は晴れ。

ブタさん家族は、みんな揃ってブイブイとデパートにお買い物。(フンフン)

 

お父さんブタの肌の色は茶色、お母さんブタは青色、お兄さんブタはピンク、お姉さんブタはオレンジ、赤ちゃんブタは緑色。

色は様々、でもみんな同じ家族です。(え〜、すてき〜)

 

まずは、お父さんのネクタイです。(フンフン)

 

ネクタイは、5階の洋服売り場にあります。(5階か〜)

いろいろなネクタイが並んでいます。

お父さんブタは、茶色のネクタイを選びました。(うちのお父さんはネクタイしないね。)

すると、お姉さんブタが、

「お父さん、それじゃ〜ネクタイをしているか、していないか分からないわ。

私と同じこの色はどう?」

と、オレンジのネクタイを持ってきました。(ほ〜)

 

「おお、それはいい!!」

と、お父さんブタは、オレンジのネクタイに決めました。(ウンウン)

 

次は4階。

4階には、布屋さんがあります。(なんで?)

お母さんブタは、みんなにパンツを作ってあげたいと思いました。

「お洗濯するときウキウキするような布がいいわ。」とワクワクしながら探します。(うんうん)

お母さんブタはお洗濯を干すのが大〜好き。

青く晴れた日にパンパンと洗濯物を干すうちに、

お母さんブタは空と同じ青色になったそうです。 (へえ〜)

 

次は3階。

3階には、スポーツ用品があります。

お兄さんブタは野球の選手。(うちのお兄ちゃんも好きだね。)

ピッチャーをやっています。今日はシューズを見に来ました。

つま先が二つに割れたシューズです。 (あははっ、ブタだ!)

 

次は2階。

2階には、本屋さんがあります。

お姉さんブタは、本を読むのが大好き。朝から晩まで読んでいます。(うんうん)

一番のお気に入りの本は、『アヒルの母さん、ブタ生んだ』です。 (がはははっ〜)

とっても感動する本だそうです。 (エ〜、どんな本?・・)

 

最後に、1階です。

1階には、レストランがあります。 (わっ、イイ!!)

赤ちゃんブタは、さっきからお腹がすいて不機嫌です。 

みんなで美味しい食事をして帰ることにしました。 (うんっ!)

お父さんは、ステーキ。お母さんは、うどん。お兄さんは、カレー。お姉さんは、ドリア。

そして赤ちゃんは、大好きな「赤ちゃんランチ」です。 (へえ〜)

 

みんな美味しい昼食を食べて大喜び。

「デパートって、楽しいね。」と、満足しておうちに帰っていきました。

 お・し・ま・い。(パチパチパチパチ・・)

 

セシリアは聞き終わると、「すっご〜イ!!私もつくる〜!!」と大喜びでした。

これは、寝る前のリラックス・タイムに即興で作ったお話しです。

文章は私が考えましたが、決して一人で出来た即興物語ではないのです。

 

その道標となってくれたのは、セシリアです。

私が話をするそばから、セシリアが、相づちをうったり、笑ったり、不思議がったりする表情や投げかけてく

る言葉を受けて、私は、探りながら言葉を選んで、話しを積み上げていきました。

 

話す方も聞く方もドキドキ、ワクワクです。

 

次は、どう展開させようかと、二人の間では気持ちのキャッチボールをし、心を交流させて波長を合わせ

繋げていきます。こうして出来た即興物語なのです。

独りよがりではできませんし、楽しくもないでしょう。

子どもと心を繋ぎながら、子どもに受け入れてもらったからこそ出来た物語なのです。

 

私にとって、これは、世界に一つの物語。思い出に残る物語。です。

 

試しにやってみてください。心を繋ぐ訓練になるかも??